基本情報

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奈良 寧


職名

教授

国籍

日本

研究分野・キーワード

原子核理論

メールアドレス

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ホームページ

http://www.aiu.ac.jp/~ynara

研究分野

My main interest is to explore and understand the ultimate properties of matter at extreme conditions such as the matter just after the Big-Bang. High energy nuclear collisions can create such hot and dense matter which was existed just after the Big-Bang. This state of matter is called Quark-Gluon Plasma (QGP). QGP is a new form of matter; protons and neutrons are melted to quarks and gluons. In particular, I am interested in understanding a spacetime evolution of matter created in the nuclear collisions.

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 国際教養大学 国際教養学部 基盤教育 数学・自然科学,教授,2013/04 ~ 2021/03

  • 国際教養大学 国際教養学部 グローバル・コネクティビティ領域,教授,2021/04 ~ 継続中

所属学会 【 表示 / 非表示

  • 日本物理学会,1993/04 ~ 継続中,日本

専門分野 【 表示 / 非表示

  • 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理

 

論文 【 表示 / 非表示

  • A Chiral Mean-Field Equation-of-State in UrQMD: Effects on the Heavy Ion Compression Stage,European Physical Journal ,82巻 427号 (頁 427-1 ~ 427-12) ,2022/05,M. Omana Kuttan, A. Motornenko, J. Steinheimer, H. Stoecker, Y. Nara and M. Bleicher

    DOI:10.1140/epjc/s10052-022-10400-2,研究論文(学術雑誌),共著,英語

  • Transport model comparison studies of intermediate-energy heavy-ion collision,Progress in Particle and Nuclear Physics,125巻 (頁 103962-1 ~ 103962-90) ,2022/04,Herman Wolter ,et. al

    DOI:https://doi.org/10.1016/j.ppnp.2022.103962,研究論文(学術雑誌),共著,英語

  • Perturbative structure of two- and four-point functions of color charge in a non- Gaussian small-x action,European Physical Journal ,82巻 109号 (頁 109-1 ~ 109-14) ,2022/02,Andre V. Giannini, Yasushi Nara

    DOI:10.1140/epjc/s10052-022-10017-5,研究論文(学術雑誌),共著,英語

  • Mean-field update in JAM microscopic transport model: Mean-field effects on √ collective flow in high-energy heavy-ion collisions at √sNN = 2 − 20 GeV energies,Physical Review C,105巻 1号 (頁 014911-1 ~ 014911-19) ,2022/01,Yasushi Nara, Akira Ohnishi

    DOI:10.1103/PhysRevC.105.014911,研究論文(学術雑誌),共著,英語

  • Non-perturbative renormalization of the average color charge and multi-point cor- relators of color charge from a non-Gaussian small-x action,Nuclear Physics,A1010巻 (頁 122178-1 ~ 122178-19) ,2021/03,Andre V. Giannini, Yasushi Nara

    DOI:10.1016/j.nuclphysa.2021.122178,研究論文(学術雑誌),共著,英語

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学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • Physical Review C editors' Suggestion,2020/08/19,アメリカ合衆国,学会誌・学術雑誌による顕彰,American Physical Society,Yasushi Nara, Tomoyuki Maruyama, Horst Stoecker

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 基盤研究(C),2021/04 ~ 2024/03,量子分子流体力学シミュレーションによる高密度QCD物質の相転移現象の解明

  • 基盤研究(B),2017/04 ~ 2020/03,高エネルギー原子核衝突反応の統合模型の構築とQGP物性物理

  • 基盤研究(C),2017/04 ~ 2020/03,高エネルギー原子核衝突のための微視的輸送理論によるイベントジェネレータの開発

  • 基盤研究(C),2015/04 ~ 2018/03,宇宙線と星間ガスや大気の相互作用終状態を広帯域で再現するシミュレータの開発

  • 基盤研究(C),2015/04 ~ 2017/03,J-PARCエネルギー重イオン衝突におけるハドロン輸送再考

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研究発表 【 表示 / 非表示

  • 日本物理学会 2022年第77回年次大会,国内会議,2022/03,オンライン,高密度核物質の状態方程式:輸送模型の立場から,口頭(一般)

  • RIKEN-BNL research Center (RBRC) seminar,国際会議,2021/10,online,Transport Theoretical approach for heavy-ion collisions at high baryon densities,口頭(一般)

  • QCD 相転移や QGP 生成 のモデル化による重イオン衝突の時空発展の理解に向けた理論・実験共同研究会,国内会議,2021/09,online,流体からハドロンへ,口頭(一般)

  • 日本物理学会 2021年秋季大会,国内会議,2021/09,オンライン,カラーグラス凝縮理論における非ガウシアン項の摂動的構造とボレル総和法の適用,口頭(一般)

  • 第5回「J-PARC-HI の物理を語る夕べ」,国内会議,2021/07,online,最高バリオン密度領域での原子核衝突のための輸送 模型の現状と課題,口頭(一般)

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担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 2022年度,秋学期,PHY100-1_F,物理学入門

  • 2022年度,秋学期,MAT200-2_F,統計学

  • 2022年度,秋学期,PHY105-2_F,物理実験

  • 2022年度,秋学期,PHY105-1_F,物理実験

  • 2022年度,春学期,PHY105-2_S,物理実験

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学外の社会活動 【 表示 / 非表示

  • 2021年度 国際教養大学 公開講座,2022/01

    自然界で物質は、温度や密度により、個体、液体、気体とその状態が変わる。さらに温度が数千度になると、原子が壊れたプラズマ状態(電子とイオン)になる。例えば、太陽はプラズマ状態である。 では、もっと温度あるいは密度を上げていくと、物質はどうなるのだろうか?
    ビックバン宇宙論によれば、我々の宇宙は今から 138 億年前にビックバンと呼ばれる一種の爆発から生まれたとされる。 宇宙創成直後は、宇宙での最高温度が達成されたと考えられている。一方、現在の宇宙にはブラックホールや中性子星などの高密度星(コンパクト星)が存在する。中性子星は太陽の質量ぐらいであるが、その半径は 12km 程度であり、中性子星中心部では、現在の宇宙における最高密度状態が達成されていると考えられている。最近は、中性子星同士の衝突によって発生した重力波を観測することにより、中性子内部の情報を探る新しい道具ができた。
    このような物資の極限状態は加速器を使った方法で実験室で作り出すことができる。原子核同士を光速に近い速度まで加速させ衝突させる重イオン衝突実験により、 地球上で高温高密物質が生成されるのである。重イオン衝突実験は、4 兆度の超高温状態を実現し、宇宙創成時と同じ状態を生成したり、中性子星中心部以上の超高密度物質を地上の実験で生成する唯一の手段である。
    本講義では、高エネルギー重イオン衝突を用い、宇宙最高温度と宇宙最高密度の状態を作りだす実験から、物資の究極の性質が現在どこまでわかったのかを紹介する。